「自分と周りは何かが違う」
そう感じたことはありませんか? 発達障がいのグレーゾーンにいる人は、一見何の問題もなく一般社会に存在しています。自分自身さえ「生きづらさ」の理由がわからず、苦しんでいる人もいます。
すぎな塾とは、発達障がいグレーゾーン・生きづらさを抱える人のためのオンラインコミュニティです。主に Zoom と会員制サイトを使って、受講者様をサポートします。
発達障がいグレーゾーンや生きづらさを感じている人やそのご家族様に向けて、オンライン上でのサポートをおこないます。
2021年9月に開講予定です。
それまでの期間は、生きづらさを抱えているご本人様やご家族様がご利用いただけるオンライン相談会を開催中です。
土台からしっかりと積み重ねていける
まずはどこでつまづいているのかを知ることは、何をするにしても大切です。すぎな塾では入塾される方の状況や段階に合わせた「学び」をご提案いたします。
まず、最初に取り組みたいのが「呼吸」です。
心が疲れている人は呼吸が浅く、不調が心身に現れてしまいます。呼吸をしっかりと整えることで、自律神経の改善を図ります。そして、自分の内面を見つめていくうちに自分が抱えている「生きづらさ」の正体が見えてくるでしょう。
土台が固まったら、社会に通用するスキルを身につけるべく思考や伝え方のパターンについて学んでいきます。
そして最終的に、仲間とコミュニケーションを取ることで自分自身をどんどん成長させていきましょう。
生きづらさを感じていませんか?
発達障がいのグレーゾーンに属する人の苦しみは見えづらく……理解されにくいです。
- 周りと同じことをやろうとしているのに上手くこなせない
- 対人関係のトラブルが多い
- 仕事が長続きしない
- 体調や気持ちが安定しない
グレーゾーンにいる人は「普通に生きているつもりだけど、生きづらい」という問題を抱えつつ、不安と憂鬱さを感じながら仕事をしています。
グレーゾーンって何?
発達障がいのグレーゾーンとは、発達障がいの特性があるものの診断は下らず「傾向あり」とだけ言われる状態を意味する言葉です。
発達障がいという診断は下っていないけれど、生きづらさを抱えて生きている発達障がいのグレーゾーンにいる人々。未診断であるが故に、「ただ注意力が散漫なだけ」「性格に問題があるからトラブルが起こる」という言葉を浴びせられる可能性を孕んでいます。
グレーゾーンというのは俗称であるため正式な診断名ではありません。そのため、実際には「ASDの傾向あり」「ADHDの傾向あり」と言われます。
発達障がいとは?
- 知的障がい(知的発達症)
- コミュニケーション障害(コミュニケーション症)
- ASD(自閉症スペクトラム障がい・自閉スペクトラム症)
- ADHD(注意欠陥多動性障がい・注意欠如多動症)
- LD(学習障がい・限局性学習症)
- 発達性協調運動障がい(運動症)
上記に挙げたものが、発達過程において見られる行動や認知の障がい・発達障がいです。
このうちのいずれかの特性を示しているけれど、診断が下るまでの症状ではない人(診断基準を満たさない人)が「グレーゾーン」という括りに入ります。
グレーゾーンでも重い軽いがある
発達障がいの基準を満たさないグレーゾーンであるといっても一律に同レベルの症状というわけではありません。
発達障がいの人は、周りの環境はその時々によって状態の振れ幅があります。同じ状況下で発達検査をおこなったとしても、自身の状態によって全く異なる診断結果になったりすることあります。グレーゾーンの人もそれは同じです。
グレーゾーンの人の主なタイプ
- 調子が良い・悪いに関わらず「診断域の外側」にいるけれど診断域との境界線にかなり近い位置にある
- 調子が悪ければ「診断域」に入る人
- 調子が良くても悪くても「診断域の内側」に入っており、発達障がいの診断が下っている人と同じくらいの支援が必要な人
このように、同じグレーゾーンにあたる人でも、様々なタイプが存在します。
グレーゾーンの人は発達障がいの人と違って支援が行き届かないのが現状
発達障がいの診断が下ると、公的に様々な手厚いサポートを受けることができるようになります。しかし、診断がつかないグレーゾーンの人々は、発達障がい特有の症状や特性によって困りごとやトラブルが起きてしまった時、寄る辺がない場合も……。
健常者と同じように生活する中で、「努力が足りない」「甘えている」と誤解を受けてしまうこともあるでしょう。
そういう状況に置かれたグレーゾーンに属する人は、どうなると思いますか?
- 自分を責め「自分はどうしてこんなに駄目な奴なんだ」と自己肯定感が低くなる
- ストレスや不安感から体調を崩したり精神的に参ってしまう(鬱病・適応障がいなどの二次障害を併発)
- 症状が悪化して発達障がいの「診断域の内側」へと移ってしまう(発達障がいの診断が下る)
「普通」の社会からじわじわと追い詰められたとしても、グレーゾーンの人にはじゅうぶんな支援の手が行き届きません。
どこにも居場所がないという生きづらさ
グレーゾーンの人々は「健常者」と「障がい者」の狭間に位置します。それ故、どちらつかずな孤独や不安を常に抱えています。
- 障がいがないなら「普通」に働かなくてはならない
- 社会という枠組みの中で「普通」に生きて行かなくてはならない
そんな生きづらさと苦しみを抱え、息が詰まりそうになりながら日々を送るのはとても辛いですよね。
生きづらさを少しでも緩和するためにできること
「一般社会の中でどうにかやって行きたい」と考えている発達障がいグレーゾーンにいる人が、今感じている生きづらさを少しでも和らげる方法としては、
- 思考やパターンを覚えていく
- 生活改善を考えていく
- 苦しみを分かち合える仲間を得る
というものが考えられるでしょう。
「自分」を受け入れ心を楽にするためのコミュニティー
すぎな塾はグレーゾーンの人のためのコミュニティーです。
- 思考やパターンを切り替えて行く方法
- 心と体の不調を食べ物で整える方法
- 同じように悩んでいる人と話せる居場所
といった、社会の中で今より生きやすくなるためのノウハウを学んだり発見したりできますよ。
グレーゾーンに属する人々のためのコミュニティーを設けて一緒に考える時間を持ったり、それぞれが持っている「自分らしさ」を極めるサポートをおこなっているすぎな塾。
「どういうコミュニティーなんだろう?」
「自分も参加することができるのか気になる」
という方は、ご連絡下さい。子どもの頃からずっと居場所がなく、心が彷徨っていたあなたを受け入れてくれる場所がここにあります。