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生きづらさの正体を知りたい!グレーゾーンは診断書に載らない?

「生きづらさを感じている。発達障がい(発達障害)グレーゾーンかもしれない、けど病院へは行けないでいる」

そういう人の中には、精神科病院やメンタルクリニックを受診して診断してもらうことで、診断書に「発達障がいグレーゾーン」であることが記載されてしまうのを恐れている人もいるのではないでしょうか。

グレーゾーンは診断書に載りません

結論から先に言うと、発達障がいグレーゾーンである場合、診断書には記載されません。もちろん、何かしらの発達障がいであれば話は別ですが、グレーゾーンというのは発達障がいの「特性がところどころに表れている」状態のこと。

発達障がいの人が持つ特性がある=発達障がいというわけではないのです。医師は、一定の基準に達していない「発達障がいの傾向あり」な人を「ASDの傾向あり」「ADHDの傾向あり」という言い方をしてグレーゾーンに当てはめます。

なので、発達障がいグレーゾーンだという診断をもらったからと言って、診断書にそう書かれてしまうのではないかという恐れを抱く心配は要らないでしょう。

医師の診察を受けるメリット

生きづらさを抱えている人が、医師の診断を受けるメリットは「自分を知る」キッカケを作れることです。社会に属する息苦しさや、周りとのコミュニケーションに関するトラブルなど、何故そうなってしまうのか?という疑問に答えが出ます。

自分がどういう特性を持っているかを知ることで、これからどうして行けば良いかの指標ができるでしょう。なので、病院を受診するかどうか迷っているのであれば、一度足を運んでみるのもおすすめです。

精神科病院やメンタルクリニックに行くのは気が引ける、という場合は信頼できるサポート機関にて相談してみるのも手です。

支援の手が届かないからと放置するのは禁物

発達障がいの診断が下った人には、支援の手が届きます。しかし、グレーゾーンの場合は診断がつかない故に、支援の手が行き届かない可能性が高いのです。

「ということは、サポートが不要ってことだよね」と、自分自身の特性を放置してしまうのは禁物です。

特性の濃度には波があります。人生がうまく回っている状態であれば表面化しない・薄らいで見える特性であったとしても、身を置いている環境が悪かったり人間関係がうまく行かないなどの状態に陥ると、特性が強く出てしまう場合もあるでしょう。

特性が強く出てしまうだけに留まらず、二次障害を発症してしまう恐れもあります。

ですから、困りごとがあったり生きづらさを感じているにも関わらず「支援されなくても大丈夫、何もしなくても現状維持で大丈夫」と思い込もうとするのは危険です。生きづらさには理由があります。そして、それを緩和する方法も確かに存在するのです。

困り感があるご本人様・ご家族様からのご相談に乗ります

すぎな塾では、以下のような困りごとや悩みを抱えているご本人様・ご家族様からのお問い合わせを受け付け中です。

□発達障がいの「傾向あり」という診断を受けた
□グレーゾーン(未診断)
□繊細すぎて疲れる
□HSP
□自分が嫌いで自分に対する評価(自己肯定感)が低い
□人とのコミュニケーションがうまくできない
□仕事が続かない
□空気が読めなくて孤立しがち
□自分の感情をうまくコントロールできない
□生きづらさを感じている
□いま感じている苦しみをどうにかしたい
□生きづらさを感じている子どもの気持ちに寄り添いたい
□「学び」を得たい
□いつもそわそわしてしまう

その他の悩みごとでも構いません。苦しんでいるご本人様とご家族様の立場に寄り添い、真剣に心を受け止めてどうしていくのが良いかを一緒に考えます。

なお、発達障がいを持つ方のサポート事業も展開しておりますので、そちらに関するお問い合わせも歓迎いたします。→詳しくはこちら