何か作業をしている時、ふっと脳裏に「気になること」が浮かぶと現在の作業を中止してでもそちらの作業に移ってしまいそうになること……ありませんか?
移ろいやすい自分の心に戸惑い、悩んでいるそこのあなた。大丈夫です、ちゃんとした対応策を講じれば少しは生きやすくなりますよ。この記事では、集中力が持続しないあなたに試して欲しい対策方法についてご紹介します。
「気になること」は様々
頭の中にポンポン浮かんでくる「気になること」。その内容は人によって様々です。ここではその一例を提示します。
現在・未来の嫌なこと
現在抱えている問題や、まだ訪れていない未来の不安感など、心をソワソワさせるような漠然としたイメージが頭の中を支配します。1度そのイメージが湧いてくると、それを振り払うことはできず……何も手につかなくなります。
フラッシュバック
過去に体験した嫌なことや後悔など、思い出したくもない出来事が脳裏に浮かびます。鮮明なイメージやその時の雰囲気・言葉などを思い出して気が滅入ってしまいます。
自分の好きなもの
興味のあるドラマや漫画、趣味などがふっと思い浮かんでしまうと、そっちが気になってきてどんどん気が逸れていきます。
他のやるべきこと
今やっている作業の他に別の案件を抱えている場合、「これもやらなければ」という気持ちが湧き起こります。現在着手している作業も大事だけど、あちらも終わらせないと……という想いが強まります。
やらないといけないことができない
頭の中に、あれもこれもとイメージや考えが泡のように生まれてしまうと、本来やらなければならない作業・終わらせるべき作業も手につかなくなりますよね。
- 我慢できずに気になることへ移行してしまう
- ボンヤリしてしまう
気づけばかなり時間が経過していた……という場合もあるでしょう。
襲ってくる激しい後悔
その瞬間は「気になること」に思いを巡らせたり、そちらを優先したりして満足感が得られます。ですが、後に残るは「本当にやるべきこと」。
「どうして、やるべきことを処理しなかったんだろう」
「あんなこと、後でいくらだって考えられたのに」
などと思っても時既に遅し。取り返しのつかないタイムロスにガックリと肩を落としてしまいますよね。
どう対処するのが良い?オススメの対策方法
頭に浮かんだことをどうにかするには、気持ちを整理することが必要不可欠です。そのままの状態で、どうにか作業を続行しようとしても……気持ちを切り替えない限り作業スピードがかなり落ちるでしょう。
そして最終的に、何もかも間に合わない……という事態に陥ることも。気持ちを整理するための方法としては下記が考えられます。
気持ちを書き殴ってみる
気持ちを整理する方法としておすすめなのは「書き殴り」をすることです。
ノートでも良いですし、メモ帳でも構いません。今頭の中に浮かんでいることをバーッと書き出してみましょう。文章になっていなくても良いのです。思いつくままに書き連ねてみましょう。そうすると幾分かスッキリしますよ。
寝る
時間に余裕があるようであれば、10~20分程度の仮眠を摂るのも気持ちを切り替える方法として有効です。「寝つくまでに時間がかかる」という場合は、デスクに突っ伏して目を瞑ったり、アイマスクをあてて寝転んだりするだけでも気持ちがスッキリするでしょう。
あまりおすすめできない対策方法
先に挙げた対策方法以外にも様々な対策方法があります。自分が気持ちを切り替えるのにピッタリな方法というのは人それぞれあるものです。しかし……中には避けて欲しい対策方法も存在します。それは依存することです。
- お酒
- 買い物
- ギャンブル
- ゲーム
- スマホ
これ以外にも、依存してしまうと次はそのことばかり考えてしまうようなもので気持ちを切り替えるようとするのはやめておいたほうが良いでしょう。これらは対策方法ではなく、「逃避」です。
苦しい気持ちをそのままにしないで
「まだ依存はしていないけど、いずれそうなってしまいそう」
「気持ちの切り替えがうまくできない。誰かに教えて欲しい」
どこに相談したら良いのかわからずさまよっている方もいるでしょう。そんな苦しい気持ちを抱えた発達障がいグレーゾーンの方が、ゆっくりと相談できるコミュニティーがあります。
それがすぎな塾です。すぎな塾では、気持ちの切り替え方法・生きづらさを解消するためのテーマなど、たくさんの学びをご用意しております。
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