発達障がいのグレーゾーン。正常域でもなく、発達障がいでもない狭間にいる人は、社会で生きていく中で様々な困りごとを抱えています。
そんなグレーゾーンにいる人は、特効薬を飲んだり治療を施すことで発達障がいの傾向をなくし、健常者となれるものなのか……あなたはとても気になっているのではないですか?
「この生きづらさをどうにかしたい」
「治せるなら治したい」
あなた自身もそうですし、あなたを気にかけている周りの人もそう感じているでしょう。
この記事では、発達障がいの傾向を完全に消し去り完治させることができるのかについてお伝えします。
薬で完治するものではありません
発達障がいやグレーゾーンを完治させる特効薬は、現時点(2021年4月)において存在しません。「こうすれば発達障がいやその傾向がなくなります」という方法もありません。
発達障がいやグレーゾーンにある人が抱えている特性というのは持って生まれたものなのです。その特性はあなたを苦しめることもあるでしょう。
先にも述べたように、特効薬はありません。直視したくないかもしれませんが、これは事実です。
それでも希望はあります。
様々な方面から特性にアプローチすれば、今よりも社会の中で「生きやすくなる」でしょう。あなたの持って生まれた特性と共存する方法を見つけ出すことさえできれば……あなたがいつも感じている「生きづらさ」を和らげられるのです。
治らない=放置して良いというものではない
「どうせ何をやっても治らない」
投げやりな気持ちになってしまうのもわかります。怒りと悲しみ、諦めがないまぜになっているあなたの心。これまであなたは他の人の何倍も頑張って社会を生き抜いてきたのですよね。
「誰だって苦労している」
「あなただけじゃない」
「被害妄想だ」
「言い訳だ」
発達障がいのグレーゾーンにいる人は、その特性を周りから理解してもらいにくいです。周りの目には「普通の人なのにできない。サボってるからだ」「なまけものなだけだ」というふうに映ってしまうケースもあります。
――この性質が治らないなら、これからもずっと……周りから怒られて、呆れられて、馬鹿にされていかなければならないのか。
そんな怒りが湧いてくるかもしれません。ですが、あなたの持つ特性が治らないからといって、何もしないで良いわけではないのです。治らないからこそ、しっかりと「学ぶ」必要があるのですよ。
少しでも生きづらさを感じないでいられるように
生きづらさを感じていても、社会に適応しなければならない生きづらさは相当なものでしょう。プレッシャーや不安感、息苦しさにどんどん追い詰められてしまう恐れもあります。
「頑張ってきたけど、もうそろそろ心にも体にも不調が出そう」
大丈夫です、もう1人で頑張る必要はないのですよ。社会や他の人とどう関わっていけば良いのかわからなければ、その方法を学べば良いのです。
「学ぶ」ことで生きづらさを緩和する
コミュニケーションを取る方法や心の不調を改善する方法、薬膳についてなど、グレーゾーンに属する人が少しでも社会で生きやすくなる学びをすぎな塾では提供しています。テーマごとに少人数でオンライン授業をおこない、知識やノウハウを深めていきます。
学びを深めていくことで、これまで「これで良いのかな?」「どうするのが正解なのかわからない」とモヤモヤしていた心がスッキリするでしょう。
自分の「声」を出せる場所へ
「わからない」と声を上げるのは恥ずかしいことではありません。年齢や発達障がいの診断有無なんて関係ないのですよ。これまで自分の声なんて周りは聞いてくれなかった……という人は特に心の声を出すのが難しいかもしれません。
すぎな塾は、生きづらさを抱えるあなたを支える場所です。あなたの心に秘めた声も、小さな声も。どんな声でもしっかりと受け止めます。
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