発達障がい(発達障害)グレーゾーンの人や生きづらさを抱える特性がある人など、世の中には色んな人がいます。
「社会に溶け込むのが難しい」
「生きて行くのに困難を感じる」
「人付き合いがうまくできない」
などの問題を抱える人たちは、何かしらの支援を受けることができるのでしょうか。
そして、「本当の意味で」他の人からの理解を得ることはできるのでしょうか。
この記事では、生きづらさを抱える人が知りたいと思っている疑問に答えを投じます。
グレーゾーン・生きづらさを「理解」してもらうのは困難
悲しいかな、発達障がい(発達障害)グレーゾーンや生きづらさを抱えている人を100%周りの人が理解してくれるかどうかの答えは「NO」です。理解されずに孤立してしまうパターンはかなり多いと言っても過言ではないでしょう。
この項目では、生きづらさを抱える人たちを周りの人が理解してくれない理由について詳しく見て行きます。
理由①当事者ではないから
生きづらさを抱えている本人でないと、真の意味で理解してもらうのは難しいところがあります。
寄り添うことができる人もいますが、「仕方ないこと」「そういうこともある」と流せる人ばかりではありません。
皆それぞれ「自分」を中心に物事を見ています。故に、自分とは違った困り感がある人を完全に理解するのは難しいのです。
理由②伝わらない(伝えられない)から
どんなところに生きづらさを感じているのか、どういう対応をして欲しいのか――……。
何かを学ぶ時には、教科書や参考書で基本や応用をどんどん解いていきますよね。人付き合いもそれを同じようなもの。
「あの人はこういうところがあるから、こうしよう」「たしか、○○が苦手と言っていた」という学びを得ることで、相手のことを理解していくのです。
でも、自分がどういう困り感を持っているか・どういうところに苦しんでいるのかを相手に説明できないと、相手だって理解したくても理解できないでしょう。
周囲の人の理解が進まないのには、「伝えられない(うまく表現できない)」という問題が潜んでいる場合があります。
理由③甘えているだけと誤解しているから
内面の苦しみというのは、他の人からは理解されにくいものです。そのため、本当に生きづらさを抱えているのに、本当に困り感があるのに……「甘えだ」と断じる人も中にはいるでしょう。
生きづらさがあるのに支援はない
発達障がい(発達障害)グレーゾーンや生きづらさを抱えている人には、診断名が下りません。どんなに生きづらさがあったとしても、それをサポートしてくれる公的機関サービスはないのが現実です。
診断名の有無でキッパリと対応が分かれる
「黒に近いグレー」と「白に近いグレー」。
症状の濃淡というのはグレーゾーン・生きづらさを抱えている人それぞれで違います。でも、診断されるかどうかの瀬戸際にある人と、ギリギリ診断名がついた人の差って、一体どれくらいのものなのでしょうか?
その日の調子によっては、逆転してしまった可能性だってありますよね。そうであったとしても、診断されているかいないかによって、受けられる公的サービスは全然違ってきます。
何とかする方法を探すしかない
発達障がい(発達障害)グレーゾーンに属する人・生きづらさを抱えている人は、自分たちでどうにか生きづらさを緩和するべく動きしかないのです。病院やクリニック、民間の支援サービスを頼ったり、自分で書籍を読んで学んだり。
どうにか現状を変えるために動かねばなりません。
でも、たった1人で立ち向かうのには勇気やエネルギーが足りない……。そんな人もたくさんいます。
そんな人の支えになるために、すぎな塾は存在しています。
すぎな塾がご本人様・ご家族様をサポートします
自分だけではどうすれば良いのかわからない、苦しんでいる家族を支えたい。色んな悩みを抱えている発達障がい(発達障害)グレーゾーンに属する人や生きづらさを抱えている人を支援するためのサービスを9月から開講予定です。
すぎな塾では、以下のような困りごとや悩みを抱えているご本人様・ご家族様からのお問い合わせを受け付け中です。
□発達障がいの「傾向あり」という診断を受けた
□グレーゾーン(未診断)
□繊細すぎて疲れる
□HSP
□自分が嫌いで自分に対する評価(自己肯定感)が低い
□人とのコミュニケーションがうまくできない
□仕事が続かない
□空気が読めなくて孤立しがち
□自分の感情をうまくコントロールできない
□生きづらさを感じている
□いま感じている苦しみをどうにかしたい
□生きづらさを感じている子どもの気持ちに寄り添いたい
□「学び」を得たい
□いつもそわそわしてしまう
その他の悩みごとでも構いません。苦しんでいるご本人様とご家族様の立場に寄り添い、真剣に心を受け止めてどうしていくのが良いかを一緒に考えます。
なお、発達障がいを持つ方のサポート事業も展開しておりますので、そちらに関するお問い合わせも歓迎いたします。